【日本↔チャールストン】サウスカロライナ フライト情報①
日本からサウスカロライナへの旅行を検討している方。
あるいは出張や赴任でサウスカロライナを訪問する予定の方。
日本人にとってあまり馴染みのないサウスカロライナについて、フライト情報を紹介したいと思います。
今回はその第1弾として、サウスカロライナの観光都市であるチャールストンへのフライト情報を紹介します。
なお、ノースカロライナのフライト情報については、別記事にて記載中です。
参考までにご覧ください。
目次
チャールストン国際空港(CHS)
州都であるコロンビアに次ぎ、サウスカロライナでニ番目に人口が多い都市、チャールストン。
大西洋に面しており、古くから港町として栄えた都市です。
現在は、ビーチリゾートとしてはもちろん、歴史を感じられる美しい街並みと、美味しい南部料理、シーフード料理が魅力であり、観光地として世界中から人が集まるほどの人気ぶりです。
以前、本サイトでも紹介しましたが、アメリカの伝統ある旅行雑誌“Travel + Leisure”が毎年行うアンケート調査 World Best Awardにて、2020年最も訪問したい都市として堂々の1位を飾ったのがチャールストンでした。
【World Best Award 2020 】旅行おススメ都市 in USA【優勝はなんと】
ハワイのホノルルや、ニューヨーク、シカゴなどを抑えての1位です。
日本からの観光者も年々増えています。
そして、そのチャールストンの空の窓口が、チャールストン国際空港(Charleston International Airport)です。
IATAコード(よくあるアルファベット3つで略した空港名)で、CHSと表記されます。
まずはフライト情報の前に、空港に関する情報を紹介します。
CHS空港を利用すべき都市
CHS空港を利用すべき都市は、チャールストンのみです。
正確にいえばチャールストンの周辺にある小さな町に用事があるのであれば、もちろんCHS空港を利用すべきですが、チャールストンの周辺に日本人が訪問するような街は存在しません。
海岸沿いにずっと北に行けばマートルビーチがあります。
そして海岸沿いにずっと南に行けば、ゴルフの聖地であるヒルトンヘッドがあります。
しかし、マートルビーチにもヒルトンヘッドにも空港はあります。
そのためCHS空港を利用するのはチャールストンに用事があるときだけと考えてもらえればOKです。
ターミナルは1つだけなので、安心してください。
海外旅行時の空港での悩みの種が、ターミナルの確認です。
自分はどこのターミナルに行かなければならないのか、いまどこのターミナルにいるのか。
迷わずにスムーズに進むためには、ターミナルをしっかりと把握しておく必要があります。
その点、CHSはとても楽です。
ターミナルは1つしかありません。
Concourse AとConcourse Bとがあり、それぞれにいくつかゲートがあります。
とてもシンプルな構造なので、迷うことは一切ありません。
フライトの経由ルート
次に、日本からCHS空港に行く場合、あるいはCHS空港から日本に帰る場合のフライトの経由ルートについて説明します。
何回乗り換えが必要なのか、どういったルートを経由するのか。
経由地選びにおいて、注意すべき点もいくつかあるので紹介します。
残念ながら直行便はありません。
過去にノースカロライナのCLT空港やRDU空港についてまとめたときにも、お伝えしましたが、ノースカロライナおよびサウスカロライナへと、日本の間をつなぐ直行便は現時点では存在しません。
本当に残念です。
最低でもOne Stop(乗り継ぎ一回)です。
カロライナはとても働きやすい環境であり、日本企業がたくさん進出してはいますが、未だに直行便はないという状況です。
こればかりはどうしようもなく、早く直行便が開通することを祈りましょう。
フライトの経由ルートについて。
日本側の国際線の空港は、成田か羽田です。
CLT空港やRDU空港の紹介時にお伝えしましたが、関西国際空港とロサンゼルス(LAX)を結ぶ直行便があります。
そのため関西圏の人であれば、通常、関空↔ロサンゼルス(LAX)↔目的地というルートを選択できます。
ノースカロライナのシャーロットやローリーなどは、その選択をすることができました。
しかし残念ながらチャールストンの場合はその選択ができません。
CHS空港とLAX空港を結ぶ、直行便がないためです。
関東圏外の人は、地元空港↔成田or羽田↔アメリカの大都市空港↔CHS空港というルートを選ぶ他ありません。
2回乗り換えはかなり体に応えますが、残念ながらこのルートしかないという現状です。
おすすめしない経由地は。
必ずアメリカの大都市空港を経由することになりますが、選択肢がいくつかあります。
チャールストンから直行便が出ており、日本への国際線がある空港は以下です。
・シカゴ
・ダラス
・ワシントン
・アトランタ
・デトロイト
・ヒューストン
・ニューワーク、などなど
まずおすすめしないのが、アトランタとデトロイトです。
これらの空港はデルタ航空の勢力が強く、日本への国際線はすべてデルタ航空です。
後ほど説明しますが、国際線はANAかJALの日系航空会社を選ぶことを強くおすすめします。
そのため、アトランタやデトロイト経由のフライトはやめておきましょう。
そして、冬場にシカゴ経由にするのも避けましょう。
吹雪により、欠航となるケースがしばしばあります。
フライト当日の欠航となってしまっては打つ手がありません。
夏場であれば、シカゴはむしろ一番おすすめする経由地ですが、冬場のシカゴはやめておきましょう。
無難なのはダラスやヒューストンです。
結局は都合の良いスケジュールのフライトがあるかどうか、そして値段がどうか次第で選ぶべきルートは変わってきますが、上記についても注意しておくようにしましょう。
おすすめする航空会社は。
次に、どの航空会社のフライトを選ぶべきかについて説明します。
ルートを決めると同時に、どの航空会社が便を出しているかを確認する必要があります。
航空会社の中でも、おすすめしたい会社、あまりおすすめしない会社とあります。
間違った航空会社を選んでしまった場合、快適な飛行機の旅を送ることはできません。
必ず確認するようにしましょう。
なお、シャーロットのCLT空港やローリーのRDU空港を紹介したの説明とまったく同じになります。
国際線は必ずJALかANAを選びましょう
まず、日本ーアメリカの国際線に乗るにあたって、必ずJALかANAを選ぶようにしましょう。
アメリカンやユナイテッド、デルタの国際線もありますが、日本の航空会社のJALやANAの方が圧倒的にサービスがよく快適です。
1,2時間のフライトであれば、多少の不便も我慢できますが、10時間以上かかる国際線はそうはいきません。
快適さが一番大切です。
JALやANAであれば、当然日本語対応可能なため、英語が苦手な人でも安心です。
また設備も素晴らしいです。
エコノミークラスでも、十分大きなサイズのテレビスクリーンがついています。
映像コンテンツは、もちろん日本の作品がたくさんあります。
アメリカの航空会社の場合、エコノミークラスのテレビスクリーンはとても小さいです。
JALやANAのスクリーンと比較すると二回りほど小さいです。
日本の作品はもちろん見ることができません。
また座席も狭く、少しキツく感じます。
JALやANAと比べて少しキツく感じるという程度ですが、それが10時間以上も続くとなると、かなりキツいです。
そして一番耐えられないのが、機内がとても寒いことです。
アメリカ人基準の冷房設定になっているのか、日本人からしたらとても寒いです。
常にブランケットを巻いていないと、風邪をひきます。
あらゆる点から、国際線は必ずJALかANAを選びましょう。
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国内線はアメリカンでもユナイテッドでもどちらでもいいです。
JALとアメリカンはワンワールドという航空連合に参加しており、ANAとユナイテッドが属する航空連合はスターアライアンスです。
そのため国際線でJALを選んだ場合、国内線は必ずアメリカンです。
そして国際線でANAを選んだ場合、国内線は必ずユナイテッドです。
国内線において、アメリカン、ユナイテッドのどちらを選ぶべきかについては、正直どちらも大して変わりはありません。
金額とフライトスケジュールをみて、もっとも安くて都合のよい時間のフライトを選びましょう。
アメリカン・JALを選ぶか、ユナイテッド・ANAを選ぶか、どちらが良いかはケースバイケースです。
フライト予約時にしっかり時間と金額を調べて、もっとも都合の良いフライトを予約しましょう。
まとめ
今回、日本とCHS空港間のフライト事情についてまとめさせていただきましたが、結論は以下です。
・ターミナルは1つのみです。とてもシンプルな構造で、迷うようなことは一切ないので安心してください。
・直行便はありません。かならずアメリカの大都市で乗り継ぎをしなければなりません。無念。
・国際線はJALかANAを必ず選びましょう。→つまり国内線はアメリカン航空かユナイテッド航空のどちらかになります。
・CHS空港とロサンゼルスのLAX空港を結ぶ直行便がないため、残念ながら、関空↔LAXの直行便を使用するメリットがありません。
・国際線がデルタ航空になってしまう経由地(アトランタ、デトロイトなど)は避けましょう。
・冬場のシカゴ乗り換えも避けましょう。
・あとは全て値段とフライトスケジュールで、もっとも都合の良いフライトを選べばOK。
関東圏外に住む人は、必ずTwo Stop(乗り継ぎ二回)となってしまいます。
国際線を挟む二回乗り継ぎは、本当に体にこたえます。
早く直通便ができて欲しい。
しかし、チャールストンは本当に素晴らしい都市です。
2020年のアメリカの旅行したい都市ランキング1位に輝いた都市です。
二度乗り換えをしてでも来る価値はあります。
ぜひ、上述したフライト情報を参考に、チャールストンに遊びにきてください。
アメリカ生活10年以上。
西はカリフォルニア州、東はデラウェア州。
数々の州で生活をし、最終的にノースカロライナ州・サウスカロライナ州にたどり着きました。
カロライナは本当に居心地が良く、住むには最適の地域ですが、日本における知名度は低く、もっと日本人にカロライナの良さを理解してもらいたいと思い、本サイトを開設しました。
これまでのアメリカ生活で得た経験や知識を、少しでも多くの人に共有して、皆さんのアメリカにおける日々を豊かにできますようにと願いながら、日々情報を発信し続けます。