【アメリカ在住者こそ】低温調理器ANOVAを利用しよう

 

アメリカ在住中にぜひ購入して利用してもらいたい商品、それが低温調理器です。

 

低温調理の素晴らしさは、実際に低温調理器を利用し、その味を体験してみないとなかなか伝わりません。

普通に焼くだけで十分美味しく食べられる、と思うかもしれませんが、低温調理器を一度利用すればその考えは変わります。

 

まずは、低温調理がどんなもので、どんなメリットがあるかということを知っていただきたいです。

そして、低温調理器は日々の生活において、特にアメリカで生活するうえで、必須のアイテムであることを知っていただきたいです。

 

現在までに低温調理器を利用したことのない人は、一度使えば何故今まで買わなかったのかを後悔します。

 

今回は低温調理器の中でも特におすすめなANOVAブランドについて紹介します。

 

低温調理とは何か。どんなメリットがあるか。

 

まずは低温調理とは何か、それをすることでどんなメリットがあるのかについて紹介します。

 

料理の味はもちろんですが、健康という観点でも、とても優れた調理法です。

メリットだらけです。採用しない理由がありません。

 

 

老化防止。ガンのリスク減。体に優しい調理法です。

 

低温調理とは、その名の通り低い温度で時間をかけて調理する方法です。

 

通常火を使って料理をする場合、1,000℃を軽く超える火を使って焼いたり炒めたりしますが、低温調理の場合は100℃未満の温度で料理をします。

100℃未満の温度でじっくり時間をかけて火を通す(火は使いませんが)のが低温調理です。

 

メリットはたくさんありますが、まず第一に強調したいのが健康面でのメリットです。

低温で調理された料理は、火を使って作られた同じ料理と比べて、とても体に良いということが知られています。

 

健康面でのメリットその一が、老化の防止です。

 

肉などの、脂質やタンパク質が多い食材を加熱するとAGEsと呼ばれる物質が発生することが知られています。

AGEsは日本語で終末糖化産物といい、簡単にいえば老化物質です。

 

AGEsはタンパク質とブドウ糖が結合して変性(糖化反応)したもので、加齢によってAGEsは蓄積されるため、英単語のageを使ってAGEsと名付けられました。

 

ひと昔前までは加齢に伴い蓄積していく単なる「体の焦げ」のように考えられていましたが、最近の研究では、AGEsは生活習慣病によって蓄積が早まり、加齢関連の疾患のリスクが増大するということが発覚しました。

AGEsがもたらすとされている影響は、皮膚のたるみやシワ、筋力の低下、アルツハイマー病などの加齢性疾患などです。

 

火を使って焼いたり揚げたりすると、当然100℃を超えるのですが、その場合にAGEsが劇的に増加してしまいます。

一方、低温調理のように60℃付近で調理した場合、AGEsの発生を抑えることができます。

つまり、低温調理を続けることは、老化を抑制することに直結します。

 

また、肉に含まれる発癌性物質のHCAs(ヘテロサイクリックアミン)は、高温で調理することで増加し、癌リスクが高まることで知られています。

これについても、低温調理をすることで、HCAsの発生を軽減することができ、癌のリスクを減少させることができます。

 

病気の抑制、老化の防止といった健康面でのメリットこそ、低温調理の最大のメリットです。

 

 

アメリカと言えばデカい肉。肉料理に低温調理は最適です。

 

もちろん健康面だけではありません。

低温調理で作った料理のクオリティは、食卓に革命をもたらします。

 

低温調理が最も活躍する料理は、やはり肉料理です。

 

肉には3種類のタンパク質が含まれています。

ミオシン、アクチン、コラーゲンです。

 

そしてそれぞれのタンパク質は温度によって変性するのですが、ミオシンが変性することで歯ごたえが生まれて、アクチンが変性することで肉汁が出て固い肉になります。

美容に良いことで有名なコラーゲンですが、変性することで牛スジ煮のようにトロトロになっていきます。

 

つまり食べるうえでは、ミオシンとコラーゲンを変性させ、アクチンを変性させないというのがベストなわけです。

そして、それを実現するためには低温調理が必要となってきます。

 

ミオシンは60℃以上の加熱で変性し、コラーゲンも同じく60℃以上の加熱でゆっくりと変性しはじめます。

一方で、アクチンは68℃以上の加熱で変性します。

つまりは、60℃以上、68℃未満で加熱し、コラーゲン変性のためにじっくり時間をかけて加熱することで、理想的な火の通し方を実現できるのです。

 

これはフライパンで火を使って焼いていたら実現不可能です。

低温調理器を使ってじっくり時間をかけて加熱するからこそ実現できます。

 

このように加熱して調理された肉料理の味は、もはやプロの味です。

家庭で高級レストランで食べるような味を簡単に再現できます。

 

アメリカといえば、デカい肉です。

グローサリーストアにいけば、日本ではなかなか売られていないサイズのデカい肉が超お値打ち価格で売られています。

デカい肉の料理ほど、低温調理が活躍するので、アメリカ生活をする人にはぜひ低温調理器を利用していただきたいです。

 

生卵も温泉卵も。自宅で食べ放題です。

 

アメリカ生活で気をつけなければいけないのが、市販で売られている卵を生で食べてはいけないということです。

これについては、以前本サイトでも紹介させていただきました。

【卵かけご飯が食べたい】アメリカで生卵を食べる方法を紹介します。

 

このアメリカで生卵を食べる方法を紹介した記事でも、低温調理器について紹介させてもらっていたのですが、低温調理器を使えば、自宅で低温殺菌をして生卵を食べることができるようになります。

 

またアメリカではなかなか手に入らない温泉卵も簡単に作ることができます。

 

自宅で温泉卵を作り放題。低温調理器は夢のような装置です。

 

 

誰が作っても安全でハイクオリティ。

 

そして、さらなるメリットは、低温調理器は誰でもボタン一つで調理でき、火を使わないから安心安全という点です。

 

火を使っている間は、どうしてもキッチンから離れることができなくなりますが、低温調理器は一切火を使うことがないので、炊飯器でご飯を炊くのと一緒で好きなようにキッチンから離れることができます。

寝る前や出かける前などに準備しておき、起きたときや帰宅したときには出来上がっています。

 

低温調理器の機能にもよりますが、Wi-Fiを使って外出先からオン/オフの切り替えや、設定温度の変更をすることも可能です。

 

そして、温度設定とオン/オフの切り替えのみなので、誰でも簡単に使用することができます。

だれがやっても同じクオリティに仕上げることができるので、料理が苦手な人でも安心です。

 

だれがやっても安全に間違いなくプロの味を出せる最高の調理器具です。

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ANOVA製品紹介

 

低温調理器はいくつものブランドが参入していますが、おすすめしたいのはANOVAブランドの製品です。

 

低温調理器メーカーとして世界的に有名なアメリカのブランドで、日本でも有名になりつつあります。

日本でも楽天などから購入することは可能ですが、アメリカで販売されている価格と比べると1万円近く値上げされています。

それでもその機能と品質、スタイリッシュなデザインに惹かれ、購入する人が続々と増えています。

 

アメリカで生活しているのであれば、ANOVAをお値打ち価格で購入することができるので、ぜひアメリカにいるうちに購入しましょう。

 

最もリーズナブルなNano

 

Anovaの低温調理器の中で、最もリーズナブルな機種がAnova Culinary Sous Vide Precision Cooker Nanoです。

一般家庭ではNanoで十分です。

 

Nanoの機能は以下です。

・0℃~92℃の温度調整が可能。

・出力750ワット

・Bluetooth接続可能

 

出力が大きいほど、水温の調節が早くかつ正確になります。

冷たい水を60℃前後まで上昇させるのに、出力が少ないと時間を要します。

また水の入った容器内で温度のムラが生じやすくなります。

 

とはいっても、このNanoを使用していて出力が足りないと不満に思ったことはありません。

一般家庭であれば750ワットで十分です。

 

またBluetoothに接続も可能です。

専用アプリを利用して、Bluetoothでスマホと接続し、スマホから操作が可能です。

 

 

Wi-Fi機能を付けるならAN500-US00

 

Nanoより少し値段が高く人気の機種が、Anova Culinary AN500-US00 Sous Vide Precision Cookerです。

 

特徴は以下です。

・0℃~92℃の温度調整が可能。

出力1,000ワット

Wi-Fi接続可能

 

Nanoとの違いは、出力が少し増えていることと、一番の違いはWi-Fi接続が可能になっている点です。

Wi-Fi機能が追加されたことにより、外出先からの操作が可能となりました。

 

外出先からオン/オフの切り替えや、温度調整がしたければ、このAnova Culinary AN500-US00 Sous Vide Precision Cookerがベストな機種です。

 

 

高出力が必要ならPro

 

最後に、もっと出力が欲しいという人はAnova Culinary | Sous Vide Precision Cooker Proを購入しましょう。

Proの出力は1,200ワットです。

 

よっぽど大きな容器に入れて大量の水を温める必要がある場合は、Proを使用する必要があります。

特に業務用など大量に調理しなければならないときにはProがおすすめです。

 

 

容器を買うとさらに便利です。

 

本体とは別に、容器を買うこともおすすめします。

 

自宅にある鍋を使ってAnovaを利用することもできますが、水温を一定に保つために、できれば水の入った容器には蓋をしたいです。

鍋を使った場合、低温調理器を使用中に蓋をすることができません。

 

蓋のあるなしで、温度がそこまで大きく左右されることはありませんが、どうせなら一つ専用の容器を購入することをおすすめします。

 

 

まとめ

 

アメリカ生活をするうえで、低温調理器は必須アイテムです。

日々の食卓に革命をもたらしてくれること間違いありません。

 

今回は肉や卵を調理する説明はしましたが、低温調理器の利用方法はさまざまあって、魚や野菜なども低温調理で加熱することだってできます。

(Anovaでの調理例を見たい方は、こちらのAnova公式サイトをご覧ください。)

 

美味しさだけではありません。

健康面にも大きなメリットをもたらしてくれます。

アメリカ生活では食生活が乱れがちになりますので、なおさら低温調理での食事は効果的です。

 

一台百数十ドルの買い物で、毎日美味しいものを健康的に食べられると思えば安いものです。

アメリカ生活を続ける人こそ、ぜひ購入して体験していただきたいです。

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