【チャールストン②】地元民にも観光客にも人気 Folly Beach【綺麗な海ではない】

カロライナは山や森のイメージが強いです。
確かに内陸部は森と山の緑豊かな土地です。
しかしノースカロライナもサウスカロライナも、海に面している州です。
州の東に行けば、たくさんのビーチとリゾートがあります。
今回はたくさんあるビーチの中、サウスカロライナ州チャールストンにあるFolly Beachについてまとめたいと思います。

海に期待はしないでください。汚いです。
フォリービーチはチャールストン周辺では最も大きく、最も栄えているビーチ。
サウスカロライナの中でも5本の指に入る大きなビーチです。
チャールストンから南西側に車で20分ほど走らせたところに、フォリーアイランドがあり、その中にフォリービーチがあります。
フォリーアイランドは人口2000人程度で、その90%以上が白人です。
チャールストンは比較的黒人の多い街として有名ですが、このフォリービーチはリゾート地であり、圧倒的に白人が多いです。
海岸沿いにはズラーっと立派な家が建っており、それらのほとんどは白人の富裕層が所有しているのでしょう。
海は綺麗かというと、めちゃくちゃ汚い。濁りまくり。
水中眼鏡をつけて潜ってみると、視界ゼロ。
一切何も見えません。
リゾートの海と聞くと、ハワイのように透き通った海を想像しますが、フォリービーチはそんな海ではありません。
ど汚いです。
残念ながら、カロライナの海はどこも似たようなものです。
どのビーチに行こうが、土が混ざったように濁った海ばかりです。
しかし、それでもビーチに行けば人がとても多いです。
夏場の天気の良い日に行けば、ビーチには大量のパラソルがたてられ、何百人もの人がそこにいます。
アメリカは広大すぎて、海に面している割合が低いです。
そのため例え濁った海でも、海というだけで観光客が集まるのでしょう。
日本人の感覚からすると、これだけ汚い海にこれだけの人が集まるなんて信じられません。
さらに怖いことに、下の写真。
2018年に撮影されたもので、当時ニュースになりました。
フォリービーチにワニが出現したとのことです。
怖すぎます。

以前、チャールストンのワニがでるゴルフ場について書きましたが、チャールストンはワニが多いようです。
【チャールストン①】一度は行ってみたい。野生のワニが出るゴルフコース【テレビで見るやつ】
これだけ汚い海で、しかもワニが出たとなると、正直海に入って遊ぶのはあまりおすすめしません。
時が流れるのを楽しむ。フォリービーチはそんな場所です。
フォリービーチの海についてはかなり批判的に書きましたが、フォリーアイランド自体はとても雰囲気の良い場所です。
日の出や日の入りは本当に綺麗だし、美味しいシーフードが食べられるレストランがたくさんあります。
日中、ビーチ周辺では人が多いですが、それ以外はひと気が少なく、とても落ち着いた時を過ごすことができます。
フォリービーチでは、南国リゾートのような非日常的なリゾート感覚とは異なる、日常的なリゾート感覚を味わうことができます。
どきどきワクワクはないけど、ゆったり時が流れるのを楽しむことができる、そんなリゾートです。
もしフォリービーチに遊びに来るのであれば、フォリーアイランド内の貸別荘泊まることをおすすめします。
チャールストンまで車20分ほどですが、チャールストンの街中でホテルを借りたとしても、値段は高いし、景色を楽しむことはできません。
フォリーアイランドの貸別荘の方が、身体だけでなく、心を休められます。
午前中はワニのでるゴルフ場でゴルフを楽しみ、午後からは貸別荘で潮風にあたりながらゆったりし、夜は美味しいシーフードを食べる。
そんなゆったりした時間の過ごし方が好きだという人は、ぜひフォリービーチに行ってみてください。
チャールストンのビーチといえばフォリービーチ。
フォリービーチに限ったことではないが、カロライナの海は汚い。
しかも数年前にフォリービーチにワニが出た。
ということでビーチで遊ぶことはあまりおすすめしません。
貸別荘を借りて、ゆっくり時が流れるのを楽しみましょう。

アメリカ生活10年以上。
西はカリフォルニア州、東はデラウェア州。
数々の州で生活をし、最終的にノースカロライナ州・サウスカロライナ州にたどり着きました。
カロライナは本当に居心地が良く、住むには最適の地域ですが、日本における知名度は低く、もっと日本人にカロライナの良さを理解してもらいたいと思い、本サイトを開設しました。
これまでのアメリカ生活で得た経験や知識を、少しでも多くの人に共有して、皆さんのアメリカにおける日々を豊かにできますようにと願いながら、日々情報を発信し続けます。