【本格中華が食べたい】Lam’s Kitchen【本物の四川料理は痺れます】
アメリカにはたくさんの食文化が存在します。
アメリカのBBQもステーキもファーストフードも、どれも間違いなく美味しいです。
イタリアンやフレンチなどの洋風料理もたくさんあるし、メキシカンもとても美味しいです。
しかし、やはりアジアの味が恋しくなるのが日本人。
和食はもちろんですが、中華や韓国料理が食べたくなることがしばしばあります。
そんな人のために、今回は本格的な中華料理が食べられる店 Lam’s Kitchenを紹介したいと思います。
これぞ本場の味。餃子の王将も中国人からしたらエセ中華です。
エセ日本食レストランがたくさんあるように、アメリカにはエセ中華レストランがたくさん存在します。
エセ中華は激安で量が多く、すぐに料理が出てくるため、仕事日のランチにはとても便利ですが、あれは中華料理とは呼べません。
しかし、Lam’s Kitchenは違います。
ここでは本格的な中華料理を食べられます。
Lam’s Kitchenは、中華料理の中でも四川料理に分類されます。
四川料理とは、酸(酸味)・辣(辛味)・麻(しびれ)・苦(苦味)・甜(甘味)・香(香り)・鹹(塩味)の7つの味のうち、特に痺れるような辛さを意味する麻辣を味の特徴としています。
その痺れを体験するために、まずは麻婆豆腐を食べていただきたい。
辛いけど美味い。
そしてめちゃくちゃ痺れます。
白ご飯が進みますが、その点は安心してください。
スタッフにお願いすればごはんは何度でもお替りできます。
この痺れるような辛さは山椒から来ています。
唐辛子の辛さではなく山椒の痺れる辛さ。これが本格的な四川の麻婆豆腐です。
このLam’s Kitchenで食べると、餃子の王将やバーミヤン、幸楽苑や日高屋など、日本では定番の中華料理チェーン店は、どの店も中国人からしたらエセ中華なのだなと気づきます。
日本の中華チェーン店は、日本人の味覚に合わせて作られた料理を提供しています。
我々は美味しく感じますが、Lam’s Kitchenの味は違います。深さを感じます。
日本人がアメリカでエセ日本食を食べて不味いと感じるのと同じように、中国人からしたら餃子の王将は美味しくないのでしょう。
そのほかにもたくさん美味しいメニューがあります。
何を頼んでも美味しいですが、もう一つおススメをあげるのであれば、かた焼きそばを推したいです。
メニューにはPan Fried Noodleと書いてあります。
現在は2種類のかた焼きそばがあります。
1つはShredded Pork Pan Fried Noodleで、青椒肉絲で使うような豚肉を使ったかた焼きそばです。
もう1つはSeafood Pan Fried Noodleで、海鮮をたっぷり使ったかた焼きそばです。
個人的にはSeafoodが好きですが、どちらも文句なしに美味しいです。
日本人の好みにばっちり合う味付けです。
麻婆豆腐のように辛くはないので、辛い物が苦手な人も大丈夫です。
ぜひ、かた焼きそばも試してみてください。
持ち帰る前提でどんどん頼みましょう。
せっかくLam’s Kitchenに来たら、遠慮せずに食べたいおかずをどんどん頼みましょう。
きっとものすごい量の料理が出てくると思いますが、大丈夫です。
食べきる必要はありません。持ち帰り前提です。
Lam’s Kitchenは、残った料理をスタッフの人が丁寧に箱やタッパーに詰めてくれます。
汁物でも問題ありません。
普通、持ち帰るとなるとスタッフから箱だけ渡されて。自分で詰めますが、この店はスタッフが全て対応してくれます。
そういった細かなサービスも行き届いています。
持ち帰れば、次の日も美味しい中華を家で食べられるので、持ち帰り前提で食べたいものを頼みましょう。
この店の唯一の欠点は、店が狭いということ。
大き目の丸テーブルが1つあり、4人用のテーブルが2つと、2人用のテーブルが数個あるだけです。
ごはん時に訪れると、1時間待ちということもざらにあります。
開店と同時に行くか、ごはん時から少し時間をずらして行きましょう。
以前電話で席を予約しようとしたら、電話予約できないと言われてしまいました。
もし店に行って待ちたくないという人は、電話で持ち帰り用に注文しましょう。
持ち帰りでしたら時間指定で作ってもらうことができます。
カロライナで中華料理屋を検索すると、大量に店が見つかりますが、大抵はエセ中華です。
本格的な中華が食べられる店はほんの一握り。
本格中華を食べたくなったら、Lam’s Kitchenをトライしてみてください。
本格的な中華料理を食べたくなったらLam’s Kitchenへ。
痺れるような四川料理を食べられます。
まずは麻婆豆腐を食べてみてください。
店が狭いため、開店と同時にいくか、ごはん時を少し外すと良いです。
せっかくなので持ち帰り前提でたくさん注文し、好きなものを腹いっぱい食べましょう。
アメリカ生活10年以上。
西はカリフォルニア州、東はデラウェア州。
数々の州で生活をし、最終的にノースカロライナ州・サウスカロライナ州にたどり着きました。
カロライナは本当に居心地が良く、住むには最適の地域ですが、日本における知名度は低く、もっと日本人にカロライナの良さを理解してもらいたいと思い、本サイトを開設しました。
これまでのアメリカ生活で得た経験や知識を、少しでも多くの人に共有して、皆さんのアメリカにおける日々を豊かにできますようにと願いながら、日々情報を発信し続けます。