【日本をもっと知ろう】海外から見る日本の良い点・悪い点 5選

 

日本人は日本が大好きです。

 

日本の文化、慣習、伝統に誇りをもっており、日本人にとって日本は世界に誇れる自慢の母国です。

 

母国のことを誇れるというのはとても素晴らしいことで、そんな国に生まれたことを幸せに感じます。

 

しかし、海外から日本を見ると、また違った見え方もします。

 

日本に住んでいる間は当たり前と思っていたことも、海外に出て初めて日本のここが素晴らしい、日本のここはおかしいなと気が付きます。

 

 

今回は、海外に住む人から見る日本のイメージについて紹介します。

 

良い点もあれば悪い点もあります。

俯瞰的にみたときに、日本という国がどのように見えるのかを考え、そのうえでご自身の人生について考えてみましょう。

 

 

日本が世界に誇れる素晴らしい点 5選

 

まずは、日本人で良かったと思える、世界に誇れる5つのことについて紹介します。

 

 

海外に住むと、日本では当たり前のことが当たり前ではなくなります。

日本では簡単に手に入るものが、なかなか手に入らず、日本が恋しくなる海外在住者も多いはず。

 

挙げだしたら切りがありませんが、その中でも際立つ素晴らしい点を5つ紹介します。

 

 

食が健康的で美味しすぎる。

 

日本の食文化の本当に素晴らしいです。

誰もが認め、日本人全員が誇りに思う日本の素晴らしさ、それは日本の食文化です。

 

ダシを使ったうま味のある味付け。

そして栄養満点の健康的な素材。

 

和食で育った日本人は、和食無しで生きていくことはできません。

 

 

日本食は世界に広まっており、その美味しさとヘルシーさで大人気です。

寿司、ラーメン、てんぷら、うどん、などなど。

 

しかし、本物の日本食を食べられる日本食レストランは海外に多くはありません。

 

大都市に行けば日本人が経営するレストランがいくつもあり、高い代金を支払って美味しい日本食を食べることができます。

しかし、少し地方に行くと、まともな日本食レストランはほぼありません。

 

料金の高さは倍以上です。

日本では600円程度の何の変哲もないラーメンが、海外では1,500円相当で売られます。

 

日本のようにワンコインで定食を食べることなどできません。

 

海外生活が数か月も続けば(人によっては数週間も続けば)、食べ慣れた日本の味が恋しくなります。

日本への一時帰国中は、美味しい日本食を食べることが一番の幸せという人も多いはず。

 

食という点において、間違いなく日本は世界トップレベルの国です。

 

世界的に見てもトップレベルの治安の良さ。

 

日本のコンビニは本当に便利です。

日本にいてコンビニの無い生活は考えられません。

 

しかし、日本のようなコンビニは、海外では実現することができないでしょう。

盗難や強盗が頻発することが目に見えているからです。

 

日本のコンビニは、日本の治安の良さがあってこそ成り立つ営業形態です。

 

 

その他にも、日本のように自動販売機やATMがどこにでもある国はなかなかありません。

 

 

治安が良いあまり、落し物が頻発したり、酔っ払って路上で寝る人がいたりと、悪い面も生まれてきてしまっていますが、それでも治安が良いということは世界に誇れる素晴らしい要素です。

 

時間厳守・ルール厳守

 

日本のように分単位で正確に新幹線や電車が来る国はそうそうありません。

 

仕事もそうです。

8時半スタートであれば、8時半には全員揃っています。

 

日本では数分遅れるだけで遅刻とみなされます。

 

 

締め切りも厳守です。

いつまでに対応しますと言われれば、しっかりその期日までに対応してくれるのが日本の会社であり、日本人です。

 

 

時間だけではありません。

 

基本的にルールを厳守することに重きをおきます。

 

ルールを破る=人に迷惑をかける行為だと考え、ルールを守らない人は周囲から白い目で見られます。

 

 

海外では良くも悪くもルーズな点が多いです。

 

そのルーズさに振り回されることが頻繁にあり、その度に日本人の真面目さを素晴らしく感じます。

 

 

 

質が良いモノが信じられないほど安い値段で買える。

 

Made in Japanのクオリティは半端ないです。

 

日本のサランラップ。使いやすすぎます。

アメリカで市販で売られているサランラップは使えたものじゃありません。

 

 

最たるものは100均です。

 

海外在住者からしたら、日本の100均は夢のような店です。

 

あれだけ質の良い商品をすべて100円で買えるだなんて信じられません。

 

 

そして、ユニクロは偉大です。

海外ブランドの服は、一度乾燥機に入れてしまったら二度と着れないような服がたくさんですが、ユニクロはガンガン乾燥機をかけても余裕です。

 

海外でもオンラインで購入できる地域が増えましたが、それでも日本に帰った時はユニクロに行って大量買いしてしまいます。

 

海外に住んでいると、Made in Japanは本当に素晴らしい商品ばかりだと痛感します。

 

 

チップ文化がない。

 

欧米のようなチップ文化は本当に面倒です。

 

レストランで食べたら、毎回15%~20%ほど追加のコストが発生します。

 

しかもわざわざ自分で計算して支払わなければなりません。

 

日本ではこんなこと一切対応する必要がないので、本当にラクです。

 

 

海外レストランのホールで働く人は時給がとても安く、チップが収入源になっているというのは理解していますが、それでも早くなくなって欲しい文化です。

 

 

海外に住む現地人もチップ文化にはうんざりしている人が多いようです。

しかし文化として既に定着してしまっており、失くすになくせない状態です。

 

 

いつまで海外のチップ文化が続くかわかりませんが、チップを払う必要のない日本は本当にラクで良いなと、日本に帰る度に痛感します。

 

 

海外から見て思う日本の残念な点 5選

 

次に、海外視点で考えて、日本のここがおかしい、直さなければならないという点を紹介します。

 

どの国もそうですが、自分の国にとって都合のよいニュースや情報が流れがちで、都合の悪い情報はなかなか耳に入ってきません。

 

偏った情報に囲まれた結果、日本人は本当素晴らしく、日本は世界で一番の国であると思っている人がしばしばいます。

 

しかし、日本も抱えきれないほどの問題が山ほどあります。

海外生活が長くなるほど、そういった日本の残念な点がたくさん見えてくるので、目を背けたい内容ですが紹介したいと思います。

 

 

排他的・閉鎖的な考え方。

 

日本人は日本人以外を排除し、閉鎖的になる傾向があります。

 

日本以外の民族を物珍しく扱います。

日本語が伝わらない人を排除しようとします。

 

 

海外では、人種が違えど、言葉が違えど、温かく接してくれる人が多いです。

 

もちろん差別を受けることもありますが、日本ほど露骨に、そして頻繁に態度に出るようなことはありません。

 

 

日本は完全な単一民族国家です。

長年、日本政府は、移民政策をとらないと掲げており、これからも日本は単一民族国家であり続けるでしょう。

そしてその結果、日本人は閉鎖的で排他的であり続けるように思います。

 

紀元前から倭の国として栄え、何千年も続いている伝統ある単一民族国家を壊したくないという気持ちはわかります。

移民により治安が悪化するのではという不安要素も理解できます。

 

しかし、もっと違う人種と接し、違う言語や文化・慣習を取り入れられるようになって、グローバルな考え方を身に着けた国になって欲しいなというのが、海外から見て感じることです。

 

 

働き過ぎを美徳化する習慣。

 

働ぎすぎです、日本人。

 

過労死(Karoshi)はもはやグローバル用語となりつつあります。

 

海外では、決められた時間の中で、求められる成果あるいはそれ以上の成果を出すことを美徳とします。

日本人は長時間働くことを美徳とします。結果は二の次です。

 

日本人はしばしば、外国人は働かないと揶揄しますが、時間当たりの生産性を見れば、日本人こそ働いていません。

 

もっと生産性重視で働けるような社会になって欲しいものです。

 

 

働くことが人生ではありません。

それは理解しつつも働きつづけてしまうのが日本人ですが、その点は次の話に密接に関わってきます。

 

 

 

日本の教育は大きな問題を抱えています。

 

日本の英語教育に問題あり、というのは周知の事実です。

中学校ころから勉強しているというのに、これほど英語が話せない、聞き取れないという国は他にいないと思います。

 

しかし海外にいて、英語教育以上に日本教育の問題であると感じるのは、日本の教育が有能なサラリーマンや専門職(医者やエンジニアなど)を生み出すことを目的とした一本のレールになってしまっていることです。

 

中学では良い高校に進学するための勉強を、高校では良い大学に進学するための勉強を、大学では良い就職先から内定をもらうことや、専門の資格を取得することが求められます。

 

常にゴールが決められており、入試に合格することが正義、内定や資格をとることが正義、それらができなければ失敗したと認知されてしまいます。

失敗しないように皆必死に努力をして、内定や資格を勝ち取り、その結果、与えられた業務をしっかりこなせる優秀なサラリーマンや専門職員が生まれます。

 

もちろんサラリーマンや専門職員になることが悪いというわけではありません。

 

日本がここまで発展してこれたのは、日本企業の優秀なサラリーマンや専門職員がいたおかげであり、それらを生み出した日本の教育のおかげだと思います。

しかし、これからの時代はそうではないはずです。

 

 

色々な道があるし、いつでも方向転換しても良いと思わせてくれる日本教育になって欲しいです。

そうすれば過労死なんてものもなくなるのではと思います。

 

 

本音と建前。日本人の裏の顔が怖い。

 

日本人には本音と建前というものがあります。

 

日本人にとって、周囲からどう見られるかというのはとても気にすることであり、よく見られるために本音を隠して建前で行動する傾向があります。

 

人の目を気にすることや、本音と建前があることは、別に悪いことではありません。

 

日本の素晴らしい点として、時間やルールを順守することと述べましたが、日本人がここまでルールを順守できるのは、人の目を気にして行動するからです。

本音と建前があるからこそ、日本の良い面が生まれているといえます。

 

 

しかし、それにより悪い面も発生します。

 

本音と建前があることから、多くの日本人は裏の顔を持っています。

 

日本では虐待やいじめ、自殺などが日々ニュースになっています。

裏の顔があるからこそこのような事件が起きてしまいます。

 

 

海外では、自分の意見をストレートに表現します。

それはそれで良い点、悪い点ありますが、最近の日本の事件を見ていると、日本人の裏の顔の恐ろしさを感じてしまいます。

 

 

国として衰退中。

 

日本人として一番悲しいのは、国として衰退していっていることです。

 

世界3大投資家の一人であるジム・ロジャーズが、日本についてインタビューで回答しました。

ジム・ロジャーズのインタビューはこちら。

 

結論は一つだ。日本の若者よ、日本の外に飛び出しなさい。中国でも韓国でもいい。そのほうがあなたの人生が豊かになるはずだ。

 

もはや日本を捨てて海外にでる以外ないと言われてしまっています。

 

借金は増え続け、人口は減り続け、それに対して政策もない日本は、いずれ沈没し国としてなくなるとまで言われています。

 

20世紀はじめごろは覇権国だったイギリスは、変化を恐れた結果、衰退し、20世紀後半にはIMFの救済を受けるまで没落しました。

 

日本で生活を続けていると、何も危機感は感じないでしょうが、海外から見ると日本に対して危機感を感じます。

 

近い将来、日本は本当に没落していまうのではないかと不安になります。

 

日本人として、日本には繁栄し続けて欲しいし、いつまでも自慢の国であってもらいたいです。

 

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まとめ

 

海外から見る日本の良い点、悪い点について紹介しました。

 

良い点も悪い点も挙げだしたらキリがありません。

しかしその中でも、際立って重要な点についてまとめさせていただきました。

 

日本は本当に素晴らしい国であることに間違いありませんが、近年の日本を見ているととても不安になります。

 

自分自身と大切な人たちの人生をより豊かにするために、日本の良さを理解し、残念な点もしっかり把握したうえで、今後の生き方について考えるというのはとても大切です。

 

今回紹介した内容が、日本について俯瞰的に見つめなおし、自分の人生をより豊かにするきっかけとなれば嬉しいです。

 

 

 

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