【アメリカ在住】日本のクラウドソーシングのすすめ【始め方・注意点】

 

海外での生活をしているけど、仕事はしていないという方。

 

駐在員の奥さんや、留学生や、その他さまざまな事情で仕事をしていない人はたくさんいると思います。

 

そんな中で、本格的に仕事がしたい、小遣い稼ぎをしたい、余った時間を有効に使いたい、けど現地の仕事は嫌だ、といった方には、ぜひクラウドソーシングでの仕事をトライしていただきたいです。

 

今の時代、どこに住んでいようがクラウドソーシングで簡単に仕事を受注して、お金を稼ぐことができます。

 

もちろん稼げる金額はピンキリで、数千円の仕事もあれば、数十万あるいは百万円を超える仕事もあります。

 

今回は、どのようにクラウドソーシングでの仕事を始めるか、やるべきこと、注意すべきことなどについてまとめたいと思います。

 

 

1. 始める前に:必ず確認してください。

 

まず、クラウドソーシングを始める前に、事前に確認しておくべきことについてです。

 

一番初めに確認しなければならないのは、本当に働いて良いかということです。

 

例えば駐在員の奥さんの場合、奥さんが働くことに対して旦那さんの会社からNGが出ないか、事前に確認しておく必要があります。

 

家族同伴で赴任してきた駐在員は、奥さんが働くことができないという前提で、駐在員手当や家族手当、住宅手当などを貰っています。

 

もし奥さんがクラウドソーシングで働くとなった場合、その前提が崩れるため、会社からしたら納得がいきません。

下手したら、旦那さんの手当が変更させられてしまう可能性もあります。

 

また、税金についても問題です。

 

多くの駐在員とその奥さんは、住民票を抜いて赴任しています。

 

そのため、日本国内での税金の支払い義務がありません。

 

その代わり、米国での税金の支払い義務があります。

 

旦那さんは会社のサポートを受けて、米国に税金を支払っているはずですが、もし奥さんがクラウドソーシングで仕事を始めるとなった場合、税金の支払いは個人で行わなければなりません。

あるいは旦那さんの会社が、奥さんの給与分も踏まえて、確定拠出を行ってくれる可能性もありますが、すべてケースバイケースです。

 

まずは旦那さんの会社に相談する必要があり、そこでOKを貰わなければなりません。

 

 

さらに、駐在員の奥さんは、国籍やグリーンカードなどを持たない限り、赴任地での仕事をする権利がありません。

取得したビザに就労権限がついていないからです。

 

アメリカの場合ですと、仕事をするにはEADを別途取得する必要があります。

 

旦那さんの会社との相談、税金について、そしてEADの取得について。

このあたりのことについては、以下で詳細を説明していますので確認ください。

 

 

アメリカの場合、現地の移民弁護士に聞いたところ、EADを取得していない移民が、オンラインで母国(日本)の仕事を行うことについて、グレーゾーンであると回答がありました。

正直にいえば、オンラインで日本の仕事をしたところで、アメリカ側にはバレないケースがほとんどです。

 

個人的に調べられない限り、まずはバレることはないでしょう。

 

しかし、グレーゾーンだということは、もしバレたときにはかなり面倒なことになります。

 

日本での仕事だからEADがなくても大丈夫だと勝手に思い込んではいけません。

 

 

旦那さんの会社がOKを出すこと、納税についてもクリアになっていること、そしてEADを取得していること。

 

この点についてしっかりとクリアになっていることを確認してから、クラウドソーシングを始めましょう。

 

 

2. 始め方:スキルがなくても大丈夫です。

 

クラウドソーシングを始めるにあたって、唯一必要なものが、給料を振り込む口座です。

 

日本のクラウドソーシングなので、日本の口座じゃなければなりません。

 

長年アメリカに住んでいて日本の口座を持っていないという人は、オンラインでも口座開設できるので、まずは日本の口座を作りましょう。

 

 

次に、クラウドソーシングのサイトに登録します。

 

クラウドソーシングのサイトはいくつもありますが、最も案件が多く、更新も多いのが”Lancers ランサーズ”と”CloudWorks クラウドワークス”です。

ランサーズ:https://www.lancers.jp/

クラウドワークス:https://crowdworks.jp/

 

 

 

どちらのサイトも日本最大と謳っているので、どちらが上かは分かりませんが、初心者であればひとまずこの2つ共に登録しておけばOKです。

 

もちろん無料会員なので、何もコストは発生しません。

 

 

そしていつでも簡単に情報を確認できるよう、両サイトのスマホアプリもダウンロードしておきましょう。

会員登録を済ませていれば、アプリダウンロード後にサインインするだけで、仕事の情報をいつでも簡単に見られるようになります。

 

また仕事の受注にあたり、サイトを通して依頼者とメッセージのやり取りをすることも多々あります。

アプリをダウンロードしておけば、メッセージ受領時に通知があるので、見落とすこともありません。

 

必ずアプリをダウンロードしておきましょう。

 




 

 

まず、仕事を始めるにあたって。既に何かしらのスキルを持っていて、やりたい仕事の分野が決まっている人。

 

こういった方は何も心配いりません。

 

ひたすら仕事を探して応募する、の繰り返しです。

 

クラウドソーシングでは、過去の受注件数や依頼主からの評価・コメントが表示されます。

 

はじめてクラウドソーシングをする場合、実績がないので信頼を得られにくく、案件を受注しにくいかと思いますが、そういった場合はプロフィール欄を充実させましょう。

 

自分にはどういったスキルを持っているのか、クラウドソーシング以外でどんな経験をしてきたのか。

スキルがある人は、それらをしっかり書き込んでおくことで、かなり案件を受注しやすくなります。

 

 

またスキルの有り無しに寄らず、とりあえずたくさん応募するというのが大切です。

 

受注できるか否かは、巡り合わせでもあります。

どれだけスキルや実績があろうと、運が悪く受注できないということも多々あります。

 

そういったときは、とりあえずひたすら応募です。

数を打ちましょう。そうすれば必ず当たります。

 


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次に、何か飛びぬけたスキルがあるわけではない、という人。

 

安心してください。やれる仕事は必ずあります。

 

 

こういった方は、まず何ができるかではなく、何をしたいかを考えてみましょう。

 

 

翻訳の仕事や、プログラミングの仕事は、スキルがなければできません。

 

最近はYoutubeに投稿するために動画編集の仕事も増えていますが、これもスキルは必要です。

 

しかし、学んで練習を積み重ねれば必ずスキルは身に付きます。

なので、一旦スキルのことは置いておき、何をしたいかを考えましょう。

 

 

クラウドソーシングで、どんな依頼があるのか眺めてみると、自分がやってみたいことが見えてくるかもしれません。

 

そしてやりたい仕事を定めたら、それに必要なスキルを習得すべく、勉強を始めましょう。

 

何をやるにせよ、スキル習得には勉強と実践が必要です。

こればかりはやるしかありません。

 

 

そして、勉強と並行して、スキルがなくてもやれる仕事をトライしましょう。

 

(勉強は絶対したくないという人は、このスキルがなくてもやれる仕事をひたすら積み重ねましょう。)

 

 

たとえば、文字起こしの仕事や、記事を書くライターの仕事などであれば、日本語が分かればだれでも対応可能です。

 

また、海外在住であれば、海外製品を購入して日本へ郵送するという案件もあります。

 

何もスキルがなくてもできる仕事はあるので、やりたい仕事のための勉強をしつつ、やれる仕事を積み重ねていきましょう。

 

 

そして、やりたい仕事のスキルの勉強が進んできたら、実際にクラウドソーシングで仕事を受注して実践練習をしましょう。

 

実績がなければなかなか受注もできないと思いますが、数を打ちましょう。

ひたすら応募です。

 

最初はとても不安だと思います。

 

この案件を受注できたとして、自分に本当にできるか、と不安になった応募を躊躇してしまうと思います。

 

しかし躊躇していてはいけません。ひたすら応募です。

 

一度受注して対応すれば、その結果が良かったにしろ悪かったにしろ、必ず学びがあり、次に繋がります。

 

勉強も大事ですが、実践が一番大事です。

失敗を恐れず、案件を受注するためにひたすら応募しましょう。

 

3.注意点:自分を低く評価しすぎないように【日本人にありがち】

応募後、もし依頼者が興味を持ってくれた場合は、依頼者から何かしらのメッセージがあります。

 

メッセージでやり取りして、次のステップに進むべく交渉をしましょう。

 

ここで気を付けてもらいたいのは、あまりに背伸びしすぎないこと、かつ自分を小さく評価しすぎないことです。

 

受注を取ろうと、あまり無理をして背伸びしてしまうと、受注したものの対応できない、時間に間に合わないということになってしまいます。

 

嘘は言ってはいけません。

お互いのために、やれないことはやれないとはっきり言いましょう。

 

 

そして、もう一つ。自分を小さく評価しすぎてはいけません。

日本人に多いのがこのパターンです。

 

自信が持てないからと言って、低い単価を提示して、何とか受注しようとする人が多いです。

 

最初の数件だけ、短期案件を低価格で受注するのはOKです。

あくまで実践練習であり、儲けることが目的ではないと割り切るのであれば問題ありません。

 

しかし、数か月以上の中長期で契約するような仕事を、低価格で引き受けてはいけません。

 

時間を拘束されて安い給料しかもらえないのでは、モチベーションが持ちません。

 

自分の一時間は最低でもこれだけの価値がある、と思える金額を決めて、その金額以下の時給となるような仕事は断りましょう。

 

 

少し背伸びするくらいがベストです。

 

やり始めるまでは不安でしょうが、仕事が終わった時に、技術も経験もメンタルも、全てにおいて成長できます。

 

 

最後に、大事なことは、行動です。

 

人生において、健康の次に大切なことは、行動だと思います。

人生、行動がなければなにも始まらないし、変わりません。

 

 

少しでも興味を持ってくれた人は、すぐに行動してみてください。

 

クラウドソーシングじゃなくても良いです。

新しい趣味でも、何でも良いです。

 

行動の結果、得られるものはそれぞれですが、必ず何かを得られます。

自分自身を最大限評価して、どんどん新しいことにチャレンジしましょう。

 

まとめアメリカ在住者向けに日本のクラウドソーシングの始め方および注意点をまとめました。
始めること自体はとても簡単です。
注意すべき点をしっかりチェックして、あとは行動あるのみです。
いざ始めるとなると不安でしょうが、初回を乗り越えれば大丈夫です。
お金だけでない、得られるものはたくさんです。
何事にも恐れずに行動しましょう。

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