【ドローンを学べ】カロライナのドローン事情 – 法規制について【趣味+自己投資】
ドローンがあれば、旅先にて、上空からの素敵な写真を撮影することができます。
上空からの写真は一生の思い出になること間違いありません。
インスタ映え間違いなしです。
せっかく旅行に行くのであれば、ドローンを持参することで思い出がより美しく楽しいものになります。
今の時代、ドローン自体は簡単に購入できます。
最近は100ドル前後で、趣味用ならば十分な仕様のドローンもたくさん販売されています。
しかし、いざ買う前に知っておいてもらいたいのは、ドローンの法規制についてです。
何も考えずにドローンを飛ばしてしまうと、法規制に引っかかり大変なことになります。
今回はだれでも安心してドローンを使用できるように、アメリカにおけるドローンの規制、そしてカロライナにおける規制についてまとめたいと思います。
連邦政府が定めるドローン法規制
近年話題に上がり続けるドローン。
さまざまな産業で活躍し、これからますます進化し発展していく分野の一つがドローンです。
将来的には人を乗せて運ぶようになるといわれるドローンを、いまのうちにしっかりと学び始めることで、後々の人生で大きなアドバンテージになるでしょう。
ドローンを本気で学びはじめると、プログラミング言語のPythonなど、ドローンに関わる周辺の知識も増えていきます。
最近は教育用の簡易キットなども販売されていますので、趣味としてドローンを使って遊ぶだけでも、とても勉強になります。
ドローンは実用性に優れ、趣味としても楽しめ、さらには知識・スキルとして自己投資にもつながる最高の遊びです
ただし、気をつけなければいけないのが法規制についてです。
アメリカにおいては、連邦政府が定める規制と、州ごとに定められる規制がそれぞれあります。
ドローン使用者は、両方を守らなければなりません。
まずは連邦政府が定める法規制について、まとめたいと思います。
商業目的でのドローン飛行の場合
仕事やビジネス目的、営利目的の場合、FAA’s Part 107 Small UAS Rule (Part 107)のルールに従わなければなりません。
Step1: 規制について学ぼう
下記PDFに規制について書かれていますので、この内容をすべて読み、覚えておきましょう
https://www.faa.gov/uas/media/Part_107_Summary.pdf
Step2: 知識テストに合格する
まず下記がテストを受けるための条件です。
・16歳以上であること
・英語を読み書き、話す、理解することができること
・身体的、精神的に問題がないこと
テストについては、以下リンクから教材をダウンロードすることができます。
https://www.faa.gov/uas/resources/policy_library/#107
すべてダウンロードして、勉強しましょう。
そしてテストを申し込み、合格しましょう。
https://faa.psiexams.com/faa/login
Step3: 自分の機体を登録しよう
テストに合格したら、自分が使いたいドローンの機体を登録する必要があります。
登録するサイトは以下です。
https://faadronezone.faa.gov/#/
以上でやるべきことは終わりです。
Step1で書かれていたルールはしっかりと覚えておきましょう。
趣味のためのドローン飛行
趣味の場合は、テストの合格は必要ありません。
しかし、商業目的の場合のStep1で学ぶルールは、しっかり学んでおかなければなりません。
PDFに書かれていることにしっかり目を通しましょう。
また機体が250g以上の場合は、上記Step3と同様に、$5を払って機体の登録をしなければなりません。
政府関係者によるドローン飛行
FAA’s Part 107 ruleに従うか、あるいはFederal Certificate of Authorizationを取得する必要があります。
これが該当する人は、少なくとも日本人にはいないと思うので、無視で結構です。
以上、連邦政府が定めているドローンの法規制です。
これはどの州にいっても有効な規定であり、絶対的なルールです。
次は州ごとに定められるルールについて、ノースカロライナとサウスカロライナのルールをまとめます。
州ごとに定めるドローン法規制
まずはノースカロライナについて。
ノースカロライナ州のドローン規制
ノースカロライナ州はドローンの使用について、以下の規制が定まっており、必ず守らなければなりません。
この規制は主にドローンを刑務所付近ではドローンを飛ばしてはいけないという規制です。
この規制は、緊急活動があったときレスキューや、捜査活動などにおけるドローンの飛行許可について書かれています。
州のChief Information Officerの権限を拡張するための規制です。
州立公園の敷地、池などの水面から、ドローンを離陸させてはならないというルールです。
州立公園ではドローンを使用しないようにしましょう。
上述した連邦政府が定めているルールと同じです。
連邦政府が定めたルールに従っていれば問題ありません。
そのほかにも、都市ごとに細かなルールがあります。
詳細については下記ノースカロライナのWebサイトから確認ください。
https://uavcoach.com/drone-laws-north-carolina/#SB744
サウスカロライナ州のドローン規制
サウスカロライナ州のドローン規制についてですが、実は現時点ではまだ定まっておりません。
州独自のルールというものがないのです。
連邦政府が定めるルールは必ず守らなければなりません。
そして、サウスカロライナ州のルールがないのでれば、連邦政府のルールさえ守ればあとは好きなようにしてよいかといったら、決してそのようなことはありません。
いつルール化されるかわかりませんし、ルール化されていないにしても、好き勝手にドローンを飛ばしていれば注意を受ける可能性は十分あります。
そのため、ノースカロライナのルールにも従っておくのが賢明です。
サウスカロライナでドローンを使いたいという人は、上述したノースカロライナのルールを学んで、頭に入れておきましょう。
また、サウスカロライナのドローン規制については、下記を確認ください。
https://uavcoach.com/drone-laws-south-carolina/
あくまで趣味で使う分には、資格はいりません。
ルールについてしっかり学ぶことで、誰でもドローンを使って上空写真が撮影することができます。
ドローンを買うにもブランドがまったくわからないという方へのおすすめは、DJI社のTelloというモデル。
DJIは、中国が誇るドローンの世界トップ企業です。
TelloはそのDJI製品の中でも、教育用として使用される初級のドローンで、値段もとてもお手頃です。
ドローンを学べば学ぶほど、自分への投資になります。
ドローンでの写真やビデオ撮影に興味がある人、自己研鑽としてドローンや関連プログラミング言語を学びたいという人は、ぜひお手頃価格のドローンを購入して、ドローンで遊んでみてください。
アメリカでは連邦政府が定めるルールと、州別に定められるルールがあるので両方とも要チェック。
カロライナの場合、趣味で使う分には、特に資格はいりません。
ルールに従って、安全で誰にも迷惑をかけないようにして、楽しく遊んで学びましょう。
アメリカ生活10年以上。
西はカリフォルニア州、東はデラウェア州。
数々の州で生活をし、最終的にノースカロライナ州・サウスカロライナ州にたどり着きました。
カロライナは本当に居心地が良く、住むには最適の地域ですが、日本における知名度は低く、もっと日本人にカロライナの良さを理解してもらいたいと思い、本サイトを開設しました。
これまでのアメリカ生活で得た経験や知識を、少しでも多くの人に共有して、皆さんのアメリカにおける日々を豊かにできますようにと願いながら、日々情報を発信し続けます。