【ノースカロライナ・サウスカロライナ】毎月100ドル節約するグローサリーストアの使い分け方法
過去にカロライナ(主にノースカロライナ州シャーロット)のグローサリーストアについて紹介してきましたが、大切なことは使い分けであるとお伝えしました。
この商品を買うのであれば、この店が良いというのは間違いなくあります。
使い分けを上手くすれば、月に100ドル以上節約できるでしょう。
あるいは、同じ値段でもより高いクオリティの買い物ができるでしょう。
それでは実際にどのように使い分けたらよいか。
今回は長年カロライナに住んで行きついた、おすすめのグローサリーストアの使い分けについてまとめます。
使い分け方は、好みにもよるし、自宅との距離にも大きく左右されるので、今回紹介する使い分けが誰にとっても一番良いとはいいませんが、参考にはなると思うのでぜひ見ていただければと思います。
目次
利用すべきグローサリーストアは全部で5種類。
カロライナに住んでいたら、利用すべきグローサリーストアは全部で5種類です。
それが以下の5つです。
・Harris Teeter(ハリス チーター)
・Publix(パブリックス)
・アジア系グローサリーストア(店名は都市によってさまざま)
・Lidl(リドル)
・TRADER JOE’S(トレーダージョーズ 通称トレジョ)
もちろん、上記以外のグローサリーストアもたくさんあります。
例えば、Whole Foods(ホール フーズ)は全米で展開される有名なグローサリーストアで、オーガニックを武器に売り出しています。
またアマゾンプライムに入会していれば、割引して購入することができるというメリットもあります。
しかし、全体的に高価格であり、あえて利用する理由はないと思っています。
ホールフーズでしか買えないという商品も今のところないので、ホールフーズは利用することはありません。
また、Food Lion(フード ライオン)も全米に展開する有名なグローサリーストアです。
フードライオンは、価格が高いわけではありませんが、少し柄が悪い印象です。
店内の雰囲気も悪く、危険な雰囲気を醸し出す客が多いので、あまり近寄りたくない店です。
そのため利用することはありません。
その他にもいくつか種類はありますが、カロライナにおけるメインのグローサリーストアは上記の5つです。
アジア系グローサリーストアと書きましたが、店名は都市によってさまざまです。
ノースカロライナ州ローリーであれば韓国系のHマートがありますが、シャーロットであれば韓国系のGマート、そして日系のハトヤがあります。
Harris Teeter(ハリス チーター)
カロライナにおいて最も勢力の強いグローサリーストアが、ハリスチーターです。
いたるところに店舗があり、こんなに至近距離で複数店舗を出すかというくらい店舗数が多いです。
そのためとてもアクセスしやすいというメリットがあります。
しかも、店内も大きく、品ぞろえはピカイチです。
ハリスチーターの良いところは、店内にCVS(薬局)があって、薬関連も購入することができるという点です。
ハリスチーターに行けばだいたいのものが揃います。
日用品、食材など、さまざまなものを購入したいときは、ハリスチーターに行ってまとめて買ってしまいましょう。
Publix(パブリックス)
パブリックスは、ハリスチーターほどの店舗数はありませんが、カロライナはじめアメリカの南西部に多く展開するグローサリーストアです。
大抵のグローサリーストアがプライベートブランドを持っており、パブリックスもパブリックスブランドの商品を多数取り扱っています。
パブリックスは、ハリスチーターと比べると、少し値段が高い傾向にあります。
商品のクオリティは、ハリスチーターとパブリックスで五分五分といったところなので、値段の差でハリスチーターを利用することの方が多いです。
しかし、ぜひとも食べていただきたいのが、パブリックスブランドのパンです。
パンを買うならパブリックスです。
パブリックスの店内にはベーカリーがあり、そこで作られたパンが販売されているのですが、そのパンがとても美味しいです。
パンを買うならパブリックスという方は本当に多く、地元ではとても有名です。
パンを買いたいときは、ぜひパブリックスに行ってみてください。
アジア系グローサリーストア
アジア系といっても、日系、韓国系、中国系と種類はさまざまです。
カロライナにはミツワのようなまともな日系グローサリーストアは残念ながらありません。
強いて言えば、本サイトでも紹介したノースカロライナ州シャーロットのハトヤです。
しかしハトヤは値段が高すぎます。
利用することはほぼありません。
比較的規模が大きく、品揃えが豊富で、安価なグローサリーストアが韓国系です。
ノースカロライナ州ローリーにはHマート、シャーロットにはGマートがありますが、これらは韓国系グローサリーストアです。
何が良いかというと、日本人が必要とする食材、調味料を多数取り扱っているという点です。
ハリスチーターやパブリックスなどの米系グローサリーストアでは購入することができない野菜がたくさんあります。
白菜や長ネギ、ニラ、もやし、などなど。
例を挙げたら切りがありませんが、日本では当たり前の野菜が米系グローサリーストアにはありません。
味噌、みりん、酢、料理酒など、和食に必要な調味料も、アジア系グローサリーストアでは全て購入することができます。
しかもHマートやGマートであればハリスチーター等と比べて値段も安く、たくさん買い出しをしなければならない家族層にとっては必要不可欠な存在です。
自宅で和食を作る頻度にもよりますが、和食が好きな人ほど、アジア系グローサリーストアでの買い物が増えるでしょう。
Lidl(リドル)
リドルの良さは、本サイトで紹介したように、ハリスチーターなどの米系グローサリーストアと同等のクオリティやボリュームであって、比較的安い値段設定になっているという点です。
値段の安さでいったらアジア系グローサリーストア(日系除く)も相当安いですが、アジア系グローサリーストアの店内は非常に臭く、肉類や卵、乳製品などを購入するのが気が引けます。
そのため、肉類、卵、乳製品を買うのであれば、このLidlがおすすめです。
また野菜コーナーの品揃えも良いので、肉・卵・乳製品を買うついでに野菜も買うことが多いです。
TRADER JOE’S(トレーダージョーズ 通称トレジョ)
本サイトでも以前紹介したトレジョ。
トレジョの良さは、何といっても冷凍食品のクオリティです。
餃子や小籠包、かき揚げまで。
アジアの味を完全再現した冷凍食品は、本当に重宝します。
またお洒落で美味しい商品が多いので、日本へのお土産にも最適です。
お土産で買われることが多いため、日本でも今や有名なグローサリーストアです。
冷凍食品を買いたいとき、お土産を買いたいときには、
肉や野菜も良いですが、値段が高い印象です。
ここで買うのであれば、リドルで買うことをおすすめします。
おすすめ使い分け方法をまとめます。
それではおすすめ使い分け方法についてまとめます。
この商品を買うときに、どこの店で買う確率が高いかというのを、パーセンテージで表記します。
この使い分けをすれば、十分高いクオリティの商品を購入することができます。
また、何も使い分けをせずに購入するより、間違いなく節約も進みます。
ぜひ参考にしてみてください。
パンを買うなら。
65%:パブリックス
30%:ハリスチーター
5%:アジア系グローサリーストア
パンを買うならパブリックスのクオリティが最強です。
パブリックス内のベーカリーで作られているパンは本当に美味しく、地元民からも大人気です。
次にパンを買う頻度が多いのがハリスチーターです。
これはパンを目的にハリスチーターに行くというより、色々な食材を買いたいときにハリスチーターへ行き、そのついでにパンを買うというパターンです。
クオリティ的には可もなく不可もないレベルです。
稀にですが、アジア系グローサリーストアでパンを買うことがあります。
これは、アンパンやカレーパンなど、アジア系ならではのパンが食べたくなったときに利用します。
コメ、アジア系調味料を買うなら。
99%:アジア系グローサリーストア
1%:ハリスチーター
これは文句なしでアジア系グローサリーストアです。
ただし、ハリスチーターでも醤油くらいなら買うことができます。
どうしても醤油だけすぐに必要となったら、最寄のハリスチーターに行くこともありますが、基本的にはアジア系グローサリーストアに行くでしょう。
肉類を買うなら。
70%:リドル
30%:ハリスチーター
肉を買うならリドルです。
ハリスチーターも良いですが、リドルの方が比較的安価です。
リドルの店舗数が少ないので、時間に余裕がないときは、ハリスチーターで済ませてしまうこともあります。
しかし、行けるのであればリドルに行って肉を買いたいです。
野菜を買うなら。
50%:アジア系グローサリーストア
25%:ハリスチーター
25%:リドル
日本人が買いたい野菜は、アジア系グローサリーストアで購入することができます。
しかも韓国系のHマートやGマートであれば、値段もとても安いです。
そのため野菜は基本的にアジア系グローサリーストアで買います。
ただ、アジア系グローサリーストアは店舗が限られており、自宅から離れていると簡単に行くことはできません。
そのため、リドルで肉を買ったついでに野菜を買ったり、ハリスチーターに行く際についでに買ったりすることが多いです。
卵、乳製品を買うなら。
50%:リドル
50%:ハリスチーター
卵、乳製品を買うのであれば、リドルかハリスチーターです。
質はどちらも同等です。
リドルの方がわずかに安い傾向があるため、できることならリドルに行きたいですが、リドルは店舗数が少なくアクセスしづらいため、近場のハリスチーターで済ませることもよくあります。
そのため割合でいったらリドルとハリスチーターで50%ずつといったところです。
冷凍食品を買うなら。
60%:トレジョ
40%:リドル
冷凍食品を買いたいのであれば、トレジョがベストです。
特に日本人の好みにあうような冷凍食品が多く、日々の食卓で活躍すること間違いありません。
冷凍のピザであればリドルがおすすめです。
安くてボリュームがあって美味しいという、三拍子そろった商品なのでぜひ試してみてください。
お菓子類を買うなら。
70%:トレジョ
15%:リドル
15%:ハリスチーター
お菓子を買うなら、トレジョのお菓子が一番良いでしょう。
お洒落で美味しくて、他の店にはないクオリティで、お土産にも使えます。
日本へのお土産としても使えるし、アメリカ内で友達と会うときなどに差し入れとしても使えます。
残りの30%は、リドル、ハリスチーターがそれぞれ15%といったところです。
基本的にリドルとハリスチーターに行く頻度が多いので、その時に一緒にお菓子も買ってしまうというパターンです。
買いたいものが多種多様なとき。
とにかくいろいろなものが必要なときは、ハリスチーターへ行くでしょう。
食材はもちろん、洗剤や薬、日用品など何でも取り扱っているので、ハリスチーターへ行けば大抵のものが揃います。
たくさんの店を渡り歩くのは大変なので、ハリスチーターですべて済ませてしまいましょう。
今すぐ無料説明会を予約!月額9800円で通い放題のプログラミングスクール【Freeks】
まとめ
今回はカロライナ(ノースカロライナ州、サウスカロライナ州)における、グローサリーストアの使い分け方法についてまとめました。
この使い分けをはじめて、毎月100ドルは節約できるようになりました。
また、食のクオリティも格段にあがりました。
どちらかというと食のクオリティアップの方が価値が大きく感じます。
節約できて、より美味しいものが食べられると考えると、グローサリーストアの使い分けは本当に大切です。
買いに行く場所を毎回変えるのは面倒かもしれませんが、慣れれば何にも苦になりません。
最初に注意書きしたとおり、この使い分け方法は、個人の好みのもよるし、自宅とグローサリーストアの立地にもよるので、全員に当てはまるかというとそういうわけではありません。
しかし、少なからず真似できる部分もあると思うので、ぜひ食のクオリティ向上で出費削減のために、グローサリーストアの使い分けを試してみてください。
アメリカ生活10年以上。
西はカリフォルニア州、東はデラウェア州。
数々の州で生活をし、最終的にノースカロライナ州・サウスカロライナ州にたどり着きました。
カロライナは本当に居心地が良く、住むには最適の地域ですが、日本における知名度は低く、もっと日本人にカロライナの良さを理解してもらいたいと思い、本サイトを開設しました。
これまでのアメリカ生活で得た経験や知識を、少しでも多くの人に共有して、皆さんのアメリカにおける日々を豊かにできますようにと願いながら、日々情報を発信し続けます。