【超簡単なレシピ】アメリカのBBQらしくリブをまるごと焼いてみよう。
アメリカに来たら、アメリカらしくデカい肉にかぶりつきたくなります。
そんなときはレストランを探すのではなく、自宅で肉を焼きましょう。
デカい肉といえば、アメリカのBBQでは定番のリブです。
今回は、料理が得意でない人でも、簡単にリブをまるごと美味しく焼くことができるレシピを紹介します。
本当に簡単です。
一度作れば、二度目からは何も見ずに作れるほど、シンプルなレシピです。
目次
材料を揃えましょう。
まずは、必要な材料を紹介します。
アメリカでないと購入できないようなマニアックな材料はありません。
アメリカはもちろん、日本でも他の海外でも、どこでも簡単に作れるレシピです。
肉の材料
肉に関して必要な材料はたった3つです。
・リブ 2~2.5ポンド(1キロ前後)
・塩(適量)
・胡椒(適量)
たったのこれだけです。
リブのサイズはお好みですが、今回紹介するレシピは、平均的なリブのサイズである2~2.5ポンド(約1キロ)を想定します。
それ以上のリブを使う場合は、それに応じて他の材料の量を調整してください。
バーベキューソースの材料
肉を焼いている間に、バーベキューソースを作るので、その材料も用意しましょう。
・オリーブオイル 小さじ1杯
・玉ねぎ 1個
・クミン(粉末) 小さじ1/2杯
・ケチャップ 100cc(1/2カップ)
・チリソース(シラチャがあればベスト)
・ブラウンシュガー 小さじ2杯
・アップルサイダービネガー 小さじ1杯
・塩コショウ 適量
・はちみつ 大さじ1杯
チリソースはアメリカでは定番のシラチャがおすすめです。
最近では日本でも売られています。
どうやら日本ではスリラチャと言われているようです。
なければ他のチリソースでも十分美味しく仕上がりますが、より本場の味を出すためにはシラチャをおすすめします。
いざ調理しましょう。
材料が揃えば、いざ調理です。
オーブンの予熱を開始します。
まず肉に取り掛かる前に、オーブンを温め始めます。
通常レシピでは、温度は摂氏135度(華氏275度)に設定します。
もし、時間に余裕があるのであれば、摂氏110~120度(華氏230~250度)で設定してもOKです。
低温で時間をかけて焼く方が、リブが柔らかく仕上がります。
通常レシピである、摂氏135度(華氏275度)の場合は、焼く時間は3時間~4時間です。(リブの厚みによります。)
摂氏110~120度(華氏230~250度)で焼く場合は、4時間以上です。
オーブンの予熱中にリブの準備です。
オーブンを予熱している間、リブの準備に取り掛かります。
まず、リブの骨側にある薄皮をはぎます。
リブの調理においては常識のようですが、この薄皮をはがすことで、味がしみ込み、骨から肉がほろほろ落ちるように食べられます。
そして薄皮を剥いだら、両面に塩コショウです。
全体にまんべんなく塩コショウを振りましょう。
降り終わったら、骨側を下向きにして、オーブンに入れる耐熱皿にリブを入れ、アルミホイルで蓋をして密閉します。
以上で、肉の準備が完了です。
オーブンの予熱が完了したら、そのままオーブンにいれて3時間(低温で調理する場合は4時間以上)待ちましょう。
可能であれば、30分置きや1時間置きに、アルミホイルの蓋を開いて下に溜まった肉汁を、リブの上からかけてあげましょう。(必須ではありません。)
そうすることで肉がパサつかず、ジューシーな味わいを保てます。
肉が焼ける間にソースづくりです。
肉が焼けるまで、3時間あるいは4時間以上かかります。
その間にバーベキューソースを作りましょう。
まずは玉ねぎを小さなダイス状にカットします。
そして、鍋にオリーブオイルを入れて玉ねぎを透明になるまで炒めます。
玉ねぎが透明になったら、クミンを加えてよく混ぜ、その後にケチャップ、チリソース、ブラウンシュガー、アップルサイダービネガー、はちみつを加えます。
必要におうじて、塩コショウで調整です。
そして2分ほど煮込めば完成です。
調理時間はざっと10分もあれば終わるでしょう。
とても簡単なレシピです。
ちなみに市販のバーベキューソースが好きという人は、それを使っても全然OKです。
アメリカでも、市販のバーベキューソースを使う人が大多数です。
ソースづくりの材料を買うのが面倒であれば、バーべキューソースを一本買っておけばOKです。
肉が焼けたらソースを塗って仕上げのブロイルです。
3時間以上経って、肉がいい具合に仕上がったら、オーブンから取り出します。
下に溜まった肉汁は、この料理ではもう使う必要がないので捨ててしまってOKです。
そして肉の両面にバーベキューソースを塗ります。
塗り終わったら、再度骨側を下にして耐熱皿に入れて、オーブンでブロイルします。
ブロイルとはオーブンについている機能の一つで、天井部分から火がでて肉を焼いていくれるます。
日本語では焼く、と一言で言っても、英語ではRoast、Bake、Grill、Broilなど、表現がさまざまです。
そして意味が異なります。
さきほど3時間かけて焼いたのは、Bake ベイクです。
クッキーやケーキなどを作るのをベイキングと言いますが、オーブンなどの密室において高温で焼く方法をベイクと呼びます。
直に火を当てたりすることはありません。
しかし、Broil ブロイルでは直に火を当てます。
ガスバーナーで上から表面を焼くようなイメージです。
最後の仕上げに、表面にしっかり焼き目をつけることができます。
ブロイルをして肉がいい色になれば完成です。
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まとめ
もし市販のバーベキューソースを使用するのであれば、リブと塩コショウとバーベキューソースを用意するだけで作ることができる、超簡単レシピです。
このレシピは、自宅でバーベキューを何十年と作り続けているアメリカ人が、実際に紹介してくれたレシピに基づいています。
多少アレンジは加えていますが、ほぼそのレシピどおりの作り方です。
作り方のイメージがわかない場合は、以下の動画を見ながら作りましょう。
簡単レシピなので初心者でも失敗することもありません。
そしてほぼ焼き時間のレシピなので、他にやることがあれば片手間に調理することができます。
大きな肉に食らいつきたいときは、ぜひ自宅でリブを焼いてみましょう。
アメリカ生活10年以上。
西はカリフォルニア州、東はデラウェア州。
数々の州で生活をし、最終的にノースカロライナ州・サウスカロライナ州にたどり着きました。
カロライナは本当に居心地が良く、住むには最適の地域ですが、日本における知名度は低く、もっと日本人にカロライナの良さを理解してもらいたいと思い、本サイトを開設しました。
これまでのアメリカ生活で得た経験や知識を、少しでも多くの人に共有して、皆さんのアメリカにおける日々を豊かにできますようにと願いながら、日々情報を発信し続けます。