【家庭菜園のススメ】大葉を育ててみよう【食べたい野菜は自分で育てる】

日本では当たり前に手に入る野菜が、アメリカのグローサリーストアには売っていない。

ということは当たり前のようにあります。

そういうときはアジア系のスーパーに行くしかありませんが、それでも売っていない場合、自分で育てるしかありません。


今回は、韓国系や中国系のスーパーでも売っていないケースが多く、カロライナにおいて探すのに困る野菜、大葉(シソ)の育て方についてまとめます。

大葉があるだけで、食卓の料理の雰囲気がガラリと変わるので、ぜひ試してみてください。

 

 

苗から購入すれば間違いない。楽しみたいなら種まきから。

何か家庭で栽培したい、となったとき、一般的に大葉は初心者に優しい植物といわれています。

もし苗を購入できるのであれば、その方が間違いなく大葉を育て、収穫することができます。

初心者で、かつ確実に大葉を実らせたいという人は、苗から購入しましょう。

なにせ一番の難関が発芽だからです。

発芽できればOKかというと、栽培はもっと奥が深いものですが、種から始めると発芽で失敗してしまうケースが多いので、もし苗を購入できるのであれば、その方が間違いないです。

しかし、種しか手に入らない人や、しっかり種から育てることで栽培を楽しみたい人は、種まきから挑戦しましょう。

種はAmazonで簡単に購入することができます。

発芽までの注意点

ポットやプランター、土を用意して、いざ種まき。

種まきの際にはいくつか気を付けたい点があります。

卵のパックを使って発芽まで行う。

いきなりポットやプランターに土を入れ、そこに種まきをするのではなく、まずは卵のパックに土を入れ、それぞれの卵の場所に種を植えましょう。

卵パックの良いところは、まず省スペースで管理できるということです。

どこに種を植えたか一目瞭然のため、発芽するまでは卵パックで育てると良いです。

またさらに卵パックの良いところが、パックの蓋を被せることで湿度を保つことができるという点です。

大葉は乾燥を嫌います。湿度を保つことが発芽にとって大切なポイントです。

土を入れる前に、パックの底に穴をあけて水が流れるようにしておくこともおススメします。

水をあげすぎてしまった場合、底に穴がないと水が溜まってしまいます。

発芽するまでが一番の勝負です。

卵パックで大切に発芽まで育てましょう。

植える前に種を一晩ほど水につけておく。

 

発芽できない理由の一つに、種が固いことがあげられます。

種の殻を破ることができず発芽できずに終わってしまうことが多いので、水につけておくことで表面を柔らかくすると発芽率が高くなります。

深く植えすぎない。植えた後に土を被せすぎない。

あまり深く植えすぎたり、土を被せすぎてしまうと、芽が出てきません。

爪楊枝などで穴をあけて、そこに5,6粒の種を落とし、土は被せずそのままにして置いておくくらいがちょうど良いです。

水やりは霧吹きを使って。

種を深くに植えないと、水やりのときに種が流されてしまう可能性があります。

かといって種を深くに植えることはできないので、水やりは霧吹きを使ってあげると良いです。

ただし、霧吹きを使うと表面のみ湿って、土中には水分が十分に与えられていないというケースもありますので、全体が十分に保湿されるように気を付けましょう。


大葉の発芽は10日ほどはかかります。

発芽するまでは必ず保湿を保てられるよう、朝夕と水やりを忘れずに行いましょう。

 

美味しい大葉をたくさん育てる

発芽に成功したら、次は如何に美味しく、そしてたくさんの大葉を育てられるかが重要になってきます。

まずは卵パックからポットやプランターに植え替えましょう。

30cmほど育ったら摘芯を行う。

摘芯とは、茎の頂点部分をカットすることをいい、それにより脇芽の成長を促す効果があります。

より多くの葉を育てるには脇芽を成長させ脇枝を育てることが大切です。

そこから葉がたくさん生まれます。

また脇枝が育ったら、その脇枝も摘芯しましょう。

そのようにして、どんどん葉が増えていきます。

虫に注意。

大葉は虫に狙われます。

しかし食べるものなので薬品は使用したくありません。

こればかりは仕方がないので、こまめにチェックして、もし虫がついていれば手で取り除くしかありません。

あるいは虫がつかないように室内で育てるのもよいです。

 

日光の当てすぎに注意。

発芽後は、日光を浴びることで葉はすくすく成長します。

しかし日光を浴びすぎて育った葉はとても固く、食べても美味しくありません。

日光を浴びるとたくさん葉が出てくるので喜びがちですが、美味しくなければ意味がありません。

ベランダの影や、間接的に日を浴びられるような場所に置きましょう。

花が出てきたら摘みましょう。

大葉には花があります。

しかし花が咲き始めると、花を咲かす方にエネルギーを使ってしまうので、すぐに摘み取りましょう。

エネルギーは葉を育てる方に使ってもらわなければなりません。

葉が増えてきたらしっかり収穫しましょう。

今日は大葉を使って料理する予定がないから、といって葉を放置してはいけません。

葉が10枚以上にならないように、しっかり収穫しましょう。

うまく育てば、一家では消費しきれない量の大葉が収穫できます。

ケチらず収穫時に収穫することが大切です。

食べられないのであれば、知人におすそ分けしてあげると良いです。

喜ばれること間違いありません。

 

家庭菜園のススメ

家庭菜園をはじめると楽しみが増えます。

そこまで手をかける必要はありませんが、まったく手をかけないとうまく育ちません。

程よい手間と、目に見える成果、そして味わえる成果はとても素晴らしいと思います。

家計も浮くし、良いこと尽くし。



大葉でなくても構いません。

トマトやピーマン、茄子、いろいろな野菜にチャレンジできます。

たくさんの困難にぶつかるとは思いますが、そこが家庭菜園の面白いところ。

めげずに努力した結果、収穫できたときの喜びは相当です。

まずは第一歩として、大葉の栽培を始めてみてはいかがでしょうか。

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