【免許取得】DMV ドライバーズライセンスを取るために【実技で落ちる人が多い】

日々の生活において、自動車は必要不可欠です。

よっぽどの都会にでも済まない限り、自動車なしでは生活不可能です。

特にカロライナは自動車なしで生活はできません。

運転免許証の取得は生きていくうえで絶対条件です。

そこで多くの日本人が直面する問題が、DMVで免許を取得するために、何を準備すればよいか、当日何を気を付ければよいかわからないということ。


そもそも日本から来たばかりの人は、DMVとは何かから始まると思います。

今回はカロライナにおける運転免許証の取得までの流れと、必要な準備について紹介します。

 

DMVはDepartment of Motor Vehicles

日本で運転免許を取得するには、自動車教習所に通って免許を取得しますが、

アメリカにおける自動車教習所にあたる施設が、DMVです。

DMVはDepartment of Motor Vehiclesの略で、みんなDMVと略して呼ぶのでそのまま覚えておきましょう。

DMVは州ごとに異っており、免許が取得できるまでの流れも州によって差があるため、今回説明するのはあくまでカロライナにおける例として考えてください。

日本では自動車教習所に何十万円もの大金を払って、何日もに参加し、筆記と実技の試験を合格してようやく免許を取得することができます。

一方、アメリカ(カロライナ)においては、DMVでペーパーテストと実技試験がありますが、難易度が超簡単。

面倒な授業や実技の練習はなく、当日にテストを受けて合格すれば、帰りには仮の運転免許証を発行してくれます。

アメリカでは日本のことを考えると少し不安になるくらい簡単に免許を取得できてしまいます。

 

用意すべき必要なものは。

必要なものは以下です。

・氏名、誕生日を証明できるID。パスポートで良いです。

・免許を取得する州に住んでいることを証明する、住所付きの書類を2種類。アパートの契約書や公共料金の請求書など。

・アメリカの市民権をもっていない人は、移民のステータスを証明するもの。ビザやグリーンカードです。

・I-94。市民権を持っている人は必要ありません。

・ソーシャルセキュリティーカード。番号の控えではなく、ソーシャルセキュリティーのカードそのものを持っていく必要があります。

・自動車。実技の試験をするのに使います。

・保険の書類。実技で使用する車の保険証が必要です。

DMVに訪問する数日前には、必ずDMVのWebサイトを確認して、必要なものを用意しましょう。

DMVは非常に混みます。せっかく長い時間並んで待った挙句、必要書類がなくて出直し、ということになりかねません。

事前によく確認して不備の内容にしましょう。

 

 

DMV 当日の流れ

朝一でDMVに行きましょう。

オープンする時間に行くと、大抵既に長蛇の列ができています。

なのでオープン数十分前に行くことをおすすめします。

中に入り、しばらく椅子に座って自分の番号が呼ばれるのを待ちます。

ようやく番号が呼ばれると、まずは必要書類を提示します。

その後に視力検査です。

両目で0.7以上あればOKをもらえます。

視力検査は、双眼鏡のような装置を除いて実施するのですが、視力検査が測ると、そのまま同じ装置の中を見ながら、道路標識のテストが行われます。

標識を確認して、その標識が何なのか英語でスタッフに解凍しなければなりません。

このテストは、正直スタッフの当たりはずれが大きいです。

当たりのスタッフの場合、大変優しく、回答を間違えると正解を見せてくれて、やり直させてくれます。



周囲の話を聞くと、スタッフの人はかなり緩いケースが多く、回答を間違えたとしても何度かやり直させてくれるケースがほとんどです。

しかし、日本では馴染みのない標識もたくさんあるので、少しは勉強してくることをおススメします。

それが終わると、次にパソコンを使って選択問題のテスト。

テストは日本語に切り替えられるのでその点は安心してください。



このテストもかなり緩く、わからない問題はスキップすることができます。

分かる問題を答え、少し怪しいなと思ったらスキップをして自信のある問題をしましょう。

テスト対策はスマホのアプリがたくさんあります。

自分に合うものをトライすると良いですが、おススメはこのDMV Permit Practice Test – Hubです。

https://apps.apple.com/us/app/dmv-permit-practice-test-hub/id1215870281

州によってテストの傾向は少し異なりますが、このアプリは州を選択することができます。

このアプリで一通り勉強しておけば、全く問題はないでしょう。


選択問題をクリアすれば最後は実技テスト。

筆記テストの方に力を注ぎ、実技テストは余裕と考えている人が多いですが、

実技で落ちる人が圧倒的に多いです。



いままで筆記で落ちた人には会ったことがありません。

しかし、知り合いの日本人の実に半分以上が実技で落とされています。



落とされる原因として一番多いのが、スピード違反。

実技テストでスピード違反なんかするわけがない、と思っていると危険です。



ほんの僅かでも規定速度以上が出てしまうと、スピード違反として失格とされてしまいます。

これくらいなら大丈夫、と思わず、確実に規定速度以下で走るように心がけましょう。



実技テストは、道路に出て3分ほど走り、ひと気のない場所で3ポイントターンをし、同じ道を帰ってくる、というだけでした。



実技で落とされる2つ目に多い理由として、3ポイントターンが3ポイントにならず4ポイントになってしまう場合や、ターンの最中に道路からはみ出て脇の草を踏んでしまった、などがあります。



実技試験にテクニックは特に必要なく、落ち着いて速度を守り、3ポイントターンをうまくやるだけです。

実技試験が終わりその場で試験官が結果を教えてくれます。

ダメだった場合、何がダメだったのかを一つずつ教えてくれ、また次回テストを受けに来るように言われます。



合格であれば、オフィスで仮の免許証を貰えます。

紙を印刷しただけの仮の免許です。



そして数週間以内には、登録した住所に本物の免許が郵送されてきます。

以上がDMVで免許を取得する流れです。

日本の免許取得と比べると、本当に簡単。

うまくやれば一日で免許を取得できてしまいます。日本のように何十万の費用を支払う必要もありません。



カロライナに限りませんが、アメリカは車なしで生きていくことはできない国です。

そこまで気合いを入れて臨む必要はありませんが、最低限の努力でサクッと合格して免許を取得できるよう、効率よく勉強しましょう。

まとめ

 

カロライナで生活するのであれば、自動車なしでは生きていけない。
日本から引っ越して来たのならば、なるべく早くDMVに行き免許を取得しよう。
道路標識問題や選択問題は、正直なんとかなる。事前にアプリで少し勉強しよう。
問題は実技試験。実技で落とされる人多数。
規定速度は絶対に超えてはならず、冷静に慎重に運転すべし。
日本と違って、時間も費用もかからずに免許を取得できる、素晴らしい仕組みなっています。

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